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個体それぞれ東洋医学では肝、心、脾、肺、腎という五臓の拮抗バランスにより健康が維持されていると考えます。身体の不調を訴える方は五臓のバランスが崩れていることになります。つまり、バランスを補正することが大前提となります。
その後に患者様の個々の不定愁訴の改善にとりかかかります。
例えば、
骨格バランスで最も重要な部分は頭部にあります。一般的に頭部、頸部は5~7、8Kgの重量になります。この頭部のバランスがほんの少量前後、左右にずれると胸腰椎、下肢に大きな影響が生じることは容易に想像できます。
肩痛、腰痛、膝痛すべてが関係してきます。
頭位が前方へ変位すると猫背になります。反対に後方へ変位すると反り腰(すべり症)の傾向になります。
頭位が左右測へ変位すると腰痛を生じます。
今この痛み・辛さを取り除きたい。鍼・灸・マッサージを効果的に組み合わせて、症状を緩和します。
心の健康は、身体の健康に大きく作用します。気になっている部分のお悩みを解消し、笑顔を取り戻しましょう。
一本の割り箸を半分にして、それを口に咬んでもらいます。これにより上,下の顎の位置関係が良好に補正されることになります。
頭部,頸部に生じている不調和な生理的不良因子が減少します。特に頸部には副交感神経が走行していることを考慮すると精神的にも穏やかで安定した状態に誘導することが可能と考えます。また、頭部,頸部の緊張を解消することにより脊椎後面を走行する骨格筋(脊椎起立筋など)が緩むことで身体全体の気血の流れが向上します。
特に頭部,頸肩部に不定愁訴の生じているケースでは効果の高いものと考えます。これは簡単で為外性もなく患者様自身でのセルフケアに役立てることもできます。
当院の治療室では自然なイメージを大切に考えます。なぜなら私たちすべての生き物は豊かな自然の中でしか生きることができないからです。治療院の床は土を,大きな窓からは元気の元である大気を、生活には欠くことのできない緑(木々)(水)をイメージしています。
言葉を換えれば東洋医学の根本である五行に共通する点で
これらの土台になります。